1年ぶりに
美容院へ行き、髪を切りました!
ちょっと前髪を増やしてもらいました。
安定の外ハネ、そしてお出かけしないのでスッピン…見ればわかるか(笑)。
実家に帰った時に地元の美容院に行き伸び放題ですね💦
と美容師さんに言われ
「ここの美容院以外と浮気する気が全く起きなかったんで」
と何気なく言ったら、えらく喜ばれました。
なぜその美容院が好きなのか?
を考えてみました。
パッと思いつくのは以下3点。
・提案される内容が自利ではないこと
・美容師さんがプロフェッショナルなこと
・美容師さんが美容以外のことにも詳しいこと
・提案される内容が自利ではないこと
美容院は、カットの他に、カラーやら縮毛矯正やら、トリートメントやら色々なメニューがあります。
いわゆる、「アップセル、クロスセル」というものです。
アップセルとは、上寿司を頼もうとしているお客様に特上寿司をおすすめする感じです。
クロスセルとは、ハンバーガーの他にポテトもいかがですか?ってヤツです。
どちらも、新規顧客の開拓は手間ひまがかかると言われているので、既存のお客様にもっとサービスを提供して売上増を狙う方法です。
でも、お客は「売り込まれる」ことを極端に嫌います。
そして、お客は「自分のための提案」か「店のための提案」かを敏感に察知します。
私の好きな美容院の担当さんは、
「●●という理由で、今髪の状態が◆◆だから、今回だけこのメニューを追加した方がいい」
と言ってくれます。
必要だから提案するスタンスです。
なので、「売り込まれた」という感覚がないのです。
・美容師さんがプロフェッショナルなこと
まず、美容師、というくらいなので、当然その道の確かな技術が必要です。
加えて、先述の提案は、普段の顧客の髪の状態や健康状態に始まり、どんなことが好きか、仕事は何か等細かいことを知っている必要があります。
「この前いらした時、●●って言ってましたよね」
と会話の内容まで覚えてくださっていて接客に驚いたりしています。
また、たとえば縮毛矯正に使う薬剤の種類等、化学的な知識も大切です。
あまり詳細に聞くことはありませんが、使っているシャンプーに●●な物質が入っていたんだけど、矯正に影響ある?と質問したことがあり、担当さんの化学知識ハンパない回答にこの人理美容オタクだな…私もこれくらい専門分野を究めなきゃ!
と思いましたヨ。
・美容師さんが美容以外のことにも詳しいこと
お願いしている担当さんは、カットの腕はもとより、他の分野の話に花が咲くのです。
なので雑誌はほとんど読めません(笑)。
経営とマーケティングの話が詳しい担当さん
ヘルスケア(ダイエットと筋トレ)のプロ
彼らがあのお店にいる限り、そして、私が海外へ移住したりしない限り浮気はない、と断言できます。
で、思ったこと。
私も同じことを自分のお仕事でやればいいんじゃない?
担当の美容師さんが、知らないところでどれだけ努力しているかがわかります。
コロナで、回数こそ減っているけれどお客様が離れないのがわかる。
淋しいからせめて半年に一度くらいは来てくださいよ、と言われたので、半年後に実家に帰れるように祈ってます。